【東】東村立東小中学校にJICAの研修員が訪れ、交流する出前講座がこのほど、開かれた。さまざまな国出身の研修員は各クラスを訪れて授業を見学したほか、自己紹介や国の紹介を通じて交流した。
中学2・3年のクラスには山城ジョニーさん(ボリビア)、イゲ・アフソ・マヌエルさん(ペルー)、小林フランシスコ・ホセさん(アルゼンチン)、カメオ・シモネ・ゆりこさん(ブラジル)の4人が訪れ、自己紹介した。
生徒は通訳をお願いしたり、翻訳サイトを利用したりして「郷土料理はありますか」などと質問した。當間梨明奈さん(14)=中2=は「祖母が暮らしたアルゼンチンで氷河を見てみたい」と伝えた。當間さんは「自分の知らないことを聞けて良かった」と話した。
ボリビアの診療所で医師として働く山城ジョニーさんは「楽しい時間を共有できた」と礼を述べた。出前講座は、日本の公衆衛生などを学ぶJICAの研修の一環で開かれた。 (増田健太)
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JICA研修員と国際交流 東小中学校で出前講座、授業見学
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琉球新報朝刊