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学校オリジナルキャラ誕生 名護・久辺小


学校オリジナルキャラ誕生 名護・久辺小 名前を考案した6年生の金城花梨さん(右端)、岸本星愛さん(右から2人目)とGODACの園田朗センター長(後列右)ら=1月18日、名護市の久辺小学校
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 【名護】名護市の国際海洋環境情報センター(GODAC)と連携して、海の生物について学ぶ企画を実施している久辺小学校で1月18日、久辺小オリジナルの深海生物キャラクター「シャオシャオ」のお披露目式があった。GODACの園田朗センター長も参加し「今後も、海にどんな生き物がいるか、ほかの生き物とどう関係しているのか勉強してほしい」とエールを送った。

海の生き物学習 児童がデザイン、命名
 GODACと久辺小は2022年度から、海洋生物の剝製展示や海の生き物しりとりなどを実施し、子どもたちは海の生き物に対する知識を深めてきた。今回のオリジナル深海生物キャラクターの作成も、その一環。
 オリジナルキャラのデザインを描いた4年生の嘉陽杏さん(10)によると、「シャオシャオ」はヒョウモンダコをモチーフにしたという。嘉陽さんはデザインをして「海の生き物があまり得意ではなかったが、調べて少しずつ興味が持てるようになった」と語る。
 名前を考案した小学6年生の金城花梨さん(12)と岸本星愛さん(12)は「耳の部分がパンダみたいだったから、この名前にした」と説明した。
 同日は、全学年対抗で競った海の生き物しりとりの表彰も行われ、2年生が優勝した。2年生の平井月音(るな)さん(8)は「みんなとやって楽しかった」と笑顔を見せた。
  (金城大樹)