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子牛最高121万6600円 伊江で初競り、186頭取引


子牛最高121万6600円 伊江で初競り、186頭取引 名城政英村長に手綱を引かれ最高値で取引された子牛=1月15日、伊江村家畜市場
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 【伊江】2024年の子牛の初競りが1月15日、伊江村家畜市場で開かれた=写真。名城政英村長に手綱を引かれた二番牛の去勢子牛に最高値の121万6600円がつき、場内に大きな拍手が響いた。雌子牛の最高値は、76万7800円だった。
 初競りに先立ちセレモニーが行われ、JAおきなわの安谷屋行正代表理事専務が「組織一丸となって厳しい状況を打破すべく、国や県、伊江村においては畜産総合施設と連携を図りながら畜産振興に取り組む」とあいさつした。この日は186頭の取引で販売総額は9699万8000円。平均価格は去勢59万1725円(昨年比6万3480円減)、雌43万6215円(昨年比10万4032円減)となり、昨年に続き厳しい船出となった。(額はすべて税込み)