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児童ら「沖縄燦燦」鑑賞 大宜味でミュージカル公演


児童ら「沖縄燦燦」鑑賞 大宜味でミュージカル公演 役者らと一緒に舞台で踊る子どもたち=1月11日、大宜味小・中学校体育館
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 【大宜味】沖縄の芸能をベースに、オリジナル作品を発表している舞台制作団体「エーシーオー沖縄」が1月11日、大宜味小・中学校体育館でミュージカル「沖縄燦燦」を披露した。県の「地域の文化芸術振興事業」で、児童生徒や地域住民ら約300人が鑑賞した。
 「沖縄燦燦」は男女2人の主人公が愛を育み夫婦、親になっていく姿、それを見守る島人らと古き良き沖縄の暮らしを、三線やバイオリン、太鼓やパーカッションなどの打楽器に合わせ創作舞踊とダンスで表現した作品。漁に出る力強い男性、魚を売る女性、豊年祭などの文化や風習の演出もあった。
 学校の昼休みの時間に、小学5、6年生と中学1、2年生を対象とした「マミドーマ」やカチャーシーのワークショップあり、公演の始めに子どもたちが舞台で踊りを披露した=写真。
 6年生の児童らは「緊張したけど、役者の方が教えてくれてうまく踊れた」とうれしそうに話した。
 名護から観覧に訪れた手登根千津子さん(65)は「躍動感あふれる舞台で素晴らしかった」と感動した様子で話した。 (安里郁江通信員)