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能登に寄付と演舞贈る/若狭・松山旗頭実行委


能登に寄付と演舞贈る/若狭・松山旗頭実行委 沖縄石川県人会の野里洋会長(前列左から3人目)に、旗頭を披露し寄付金を贈った若狭・松山旗頭実行委員会の上原康弘実行委員長(同左から2人目)=那覇市若狭
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 【那覇】若狭・松山旗頭実行委員会(上原康弘実行委員長)が1月28日、那覇市若狭公民館前で、能登半島地震の被災者に元気を出してもらおうと旗頭演舞と、沖縄石川県人会(野里洋会長)への寄付金贈呈式を開いた=写真。上原実行委員長が野里会長に救援募金5万633円を手渡した。野里会長は「地震からやがて1カ月だが、復興はまだままならない。貴重な時間を使っていただいたことに心から感謝したい」と話した。
 若狭・松山旗頭実行委員会は、1月6日に若狭公民館であった餅つき大会や那覇市若狭の波上宮での奉納演舞の際、募金への協力を呼びかけた。17日から20日にかけては、公民館でムーチー作り教室を開き、ムーチーの数に合わせて参加費を集め、材料と経費を抜いた額を寄付金に充てた。
 贈呈式では勇壮な旗頭演舞の後、「北陸地方の皆さんチバリヨー」とエールを送り締めくくった。 (藤村謙吾)