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父母ら健康や成長願う/4年ぶりに赤ちゃんデー


父母ら健康や成長願う/4年ぶりに赤ちゃんデー 赤ちゃんデーに参加した親子たち=オキナワ移住地
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 オキナワ連合婦人会主催の第35回すこやか赤ちゃんデーがこのほど、オキナワ日ボ協会文化会館で行われた。赤ちゃん5人と未就学児15人、父母らが参加し、子どもらの健康と健やかな成長を願った=写真。
 赤ちゃんの対象者は生後3カ月から15カ月の9人で、屋良咲喜ちゃん、中田愛美ちゃん、野里栄人ちゃん、具志堅樹ちゃん、大城縁造ちゃんが参加した。会場では医師による健康診断が行われ、赤ちゃんは体重、身長、頭囲、胸囲などの身体測定、未就学児は身長と体重の測定があった。
 連合婦人会からは記念品が贈られた。第一婦人会役員の新城美智子さんは「コロナの影響で4年ぶりの実施となった。コロナ禍の中、生まれた赤ちゃんたちで、コロニアオキナワを支えていく貴重な人材の、子どもたちの成長をみんなで温かく見守っていきたい」とあいさつした。
 診察後は、オキナワ診療所の産婦人科医の池原真喜医師が「産後ケア」について講話した。産褥(さんじょく)期の体の変化、産後の注意動作や食生活、産後うつの発症と対処法、母乳育児の利点などを説明し、参加者は産後の心身の状態について学んだ。
 未就学児らはゲームやお菓子タイムの時間を楽しみ、参加者みんなで健康と成長をお祝いした。 (安里三奈美通信員)