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支援事業の商品披露/ニュー・メイドイン・ナハ開催


支援事業の商品披露/ニュー・メイドイン・ナハ開催 自社商品をPRするファッションブランドHIGAの比嘉一成代表=1月30日、那覇市
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 【那覇】那覇市の新商品開発支援事業で開発された商品の展示販売会「ニュー・メイドイン・ナハ」が1月30日から、那覇市のデパートリウボウ2階の楽園百貨店とリウボウ那覇空港店で開催されている。2月19日まで。
 市内の中小企業、小規模事業者の商品企画、開発を支援し、製品化や事業化の推進を図る事業で、市内10事業者の商品が展示販売されている。
 30日に開会式があり、那覇市の知念覚市長と参加事業者らが商品をPRした。琉球王朝時代から戦前まで続いた琉球競馬「ンマハラシー」をモチーフにしたTシャツやスウェットを開発したファッションブランドHIGAの比嘉一成代表は「沖縄の歴史や文化を広く知ってもらうきっかけになれば」と述べた。そのほか、那覇市泊で水揚げされたキハダマグロを使った「沖縄キハダマグロともずくの旨辛和え」(沖縄フレッシュ)、月桃、秋ウコン、カラキなどを使用したクッキー「オキナワのカオリ」(アトリエ琉花rucca)など県産の素材や那覇の文化を取り入れた商品が店頭に並んだ。知念市長は「観光都市・那覇の魅力発信につなげてほしい」と期待した。 
  (普天間伊織)