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交通安全訴え行進/宮古島署や高校生ら参加


交通安全訴え行進/宮古島署や高校生ら参加 ウオーキングしながら交通安全の重要性を訴える@交通安全ウォーキング」の参加者ら=13日、宮古島市平良東仲宗根添
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 【宮古島】新年を迎え、交通安全への願いを新たにしようと、宮古島署(喜屋武一郎署長)は1月13日、「交通安全ウォーキング」を開催。参加者は宮古島市平良東仲宗根添の交通安全地蔵さん前で交通安全を祈願した後、宮古島署までの約2キロを約1時間かけて歩きながら、交通安全の重要性を訴えた=写真。
 ウオーキングには宮古島署や同地区交通安全協会、地域交通安全活動推進委員の関係者や宮古高校の生徒らが参加した。参加者は「交通安全」「子どもや高齢者に思いやり運転を」などと記された旗を持ちながら、ウオーキングした。
 署によると、管内における2023年の人身事故は95件で、前年比で6件減少した。一方、飲酒に絡む事故は増えているという。
 ウオーキング前、あいさつした喜屋武署長は「観光客の流入が多い中、人身事故が減ったのはボランティアや関係者の活動の成果だ」と強調。23年に死亡事故が1件発生したとして「死亡事故を発生させないようにみなさまと頑張りたい。宮古島を世界一安心安全な島にしたい」と意気込みを語った。 (友寄開)