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兼久 4チームの頂点/4年ぶり国頭・辺土名駅伝


兼久 4チームの頂点/4年ぶり国頭・辺土名駅伝 スタートする各チームの選手ら=1月14日、辺土名大通り商店街
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【国頭】国頭村辺土名区(前田善勇区長)で1月14日、第44回辺土名成人会新春駅伝大会(宮里芳樹成人会長)が、辺土名大通り商店街を発着点に兼久・上島を折り返す9.7キロの8区間で開催された。同大会は新型コロナウイルスの影響により中止が続き、4年ぶりに開催された。4チームが参加し、健脚を競った。兼久チームが3区でトップに立ちそのまま逃げ切りゴールした。同チームは、中止前の43回大会に続いての優勝を果たした。
 兼久チームは序盤出遅れたものの、2区から7区まで6区間で区間賞の快走で層の暑さを見せた。ゴールでは2位に3分30秒の大差をつけて圧倒的な強さで快勝した。
 多くの区民が大会の運営に協力した。閉会式と表彰式は、辺土名地区公民館であり、式を待つ間には、成人会や婦人会で早朝から料理した沖縄そばに舌鼓を打った。
 宮里芳樹成人会長は「先輩たちから引き継いできた伝統ある大会が、区民の協力により事故もなく無事終えられたことに感謝します」とあいさつした。
 前田善勇区長は「駅伝は辺土名区の伝統行事であり、地域の活性化の一端を担っている。懇親を深め今日の会を一緒にねぎらいましょう」と激励のあいさつをした。(新城高仁通信員)
 成績は次の通り。(敬称略)
 【順位】1位・兼久チーム▽2位・西チーム▽3位・南・上島チーム【区間賞】1区・金城定一(南・上島)▽2区・宮城英誉(兼久)▽3区・神山泰志(兼久)4区・嘉陽大地(兼久)▽5区・三露淳一(兼久)▽6区・大嶺貴広(兼久)▽7区・久高準(兼久)▽8区・比嘉誠(西)