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アイマスクでサッカー/名護、インクルーシブ体験会


アイマスクでサッカー/名護、インクルーシブ体験会 ブラインドマスクを装着してボールを蹴る子どもたち=1月14日、名護市のあけみおSKYドーム
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】芸術・スポーツ・食の祭典ちゃんぷるーフェスタin名護(同実行委員会主催)が1月13、14の両日、名護市で開催された。14日には障がいがある人とない人が一緒に楽しめるサッカーを体験してもらおうと、インクルーシブサッカー体験会があけみおSKYドームで開催された。元日本代表の北澤豪さんも参加し、子どもたちにアドバイスを送りながら一緒にサッカーを楽しんだ=写真。
 会場には音の出るボールを使い視覚障がい者も楽しめるブラインドサッカーや、クラッチと呼ばれるつえを使いながらボールを蹴るアンプティサッカーなどの体験ブースが設けられた。ブラインドサッカーでは、地元少年サッカーチームの子どもたちがアイマスクを装着し、ボール探しに苦戦しながらゴールを目がけてボールを蹴った。
 車いすに乗ってデフサッカーを体験した新川恋乃(れの)さん(18)=今帰仁村=は「初めての経験だが、みんなとできるので楽しい」と笑顔を見せた。 (武井悠)