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急須でお茶入れ体験 東江小でお仕事フェス


急須でお茶入れ体験 東江小でお仕事フェス 伊藤園社員とともに急須で茶を淹れる東江小学校の生徒ら=13日、名護市の東江小学校
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 【名護】名護市立東江小学校で1月13日、職業体験イベント「三光 お仕事フェスティバル」(同校PTA主催)が開かれた。保育所や警察署、珠算塾など市内10事業者が参加し、同校の5、6年生147人を対象に体験講座を実施した=写真。
 伊藤園のブースでは、担当社員が「お~いお茶」の製造工程を写真や映像で説明した。実際に急須を使って児童とともにお茶を入れ、飲み比べをした。
 同社沖縄名護工場第三製造部の渡邉幸弘部長は「急須でお茶を楽しむ家庭が減少傾向にある。日本が誇るお茶の文化に親しむきっかけになれば」と述べた。教員を目指しているという同校5年の比嘉琉空さん(11)は「急須で入れたお茶を飲むのは初めて。普段ペットボトルで飲んでいるお茶の印象が変わった」と笑顔を見せた。 (普天間伊織)