有料

女性活躍へ体験紹介 本部で共同参画シンポ


女性活躍へ体験紹介 本部で共同参画シンポ パネルディスカッションをする参加者ら=1月17日、本部町のもとぶ文化交流センター大ホール
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【本部】県子ども生活福祉部女性力・平和推進課主催の男女共同参画に向けてのシンポジウムが1月17日、本部町のもとぶ文化交流センター大ホールで開催された=写真。約30人が参加した。県SDGsアドバイザリーボード座長の玉城直美さんが「自分らしさを発見、男女共同参画の実現に向けて」と題して基調講演した。「やんばる地域の女性活躍と『助けて』と言える社会を目指して」をテーマにパネル討議も行われた。
 パネリストとして登壇した仲宗根須磨子本部町議会議員は、町議への立候補の際に悩んだことなどを紹介した。本部町女性連合会の山城幸恵会長は、PTA活動を機に連合会の活動にも携わるようになったことなどを紹介。「人の動かし方で悩むが人と人のつながりで楽しくなっている」と語った。高田智子今帰仁村運天区長は「今帰仁村は19の字のうち、5人の女性区長がいる。行事を通しての楽しさがある」と体験談を話した。
 本部町役場では「アンコンシャスバイアスってなんだろう・女性に対する暴力とは」のパネル展もあった。(上間宏通信員)