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ウミガメ産卵海岸清掃 本部・具志堅、160人参加


ウミガメ産卵海岸清掃 本部・具志堅、160人参加 砂浜を清掃する建設業者ら=1月16日、本部町具志堅の具志堅海岸
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 【本部】県北部農林水産振興センター(平田功所長)は1月16日、本部町具志堅地区の海岸でボランティアによる海岸清掃活動を実施した。建設・土木業や建設コンサルタント、具志堅区に参加を呼びかけ、県内各地から約160人が集まった=写真。
 海岸保全による景観と環境の向上を目的に、集まった人々が海岸のペットボトルや空き缶、資材などさまざまなごみを拾った。平田所長は「活動を知ってもらうことで、漂着ごみの減少につながれば幸いだ」とあいさつした。
 一帯の砂浜は新里漁港の東にある。海岸保全区域に指定され、ウミガメの産卵場所でもあり、地域住民による清掃も実施されている。金城均具志堅区長は「皆さんの参加で環境保全が進む」と活動を喜んだ。 (増田健太)