有料

伊波さん「親切実行章」 名護、子どもらに英語教育


伊波さん「親切実行章」 名護、子どもらに英語教育 「小さな親切」実行章を受け取る伊波文雄さん(左)と推薦者の仲村正樹さん=12月21日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ内事務所(提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】公益社団法人「小さな親切」運動本部(東京都、鈴木恒夫代表)は、名護市や宜野座村の幼稚園などで子どもたちに20年以上にわたりボランティアで英語を教えている伊波文雄さん=写真左(提供)=に、「小さな親切」実行章を贈った。推薦者の仲村正樹さん=同右=が昨年12月に賞状を手渡した。
 伊波さんは、米軍キャンプ・シュワブ(名護市)の基地渉外官として働く傍ら、英語力を生かし、地域に暮らすアメリカ人らと共にボランティアで子どもたちに英語を教えている。
 2000年から06年までは名護市内の小学校で国際理解教育の一環として英語を教えた。02年からは幼稚園や保育園、認定こども園などで子どもたちに英語遊びの活動をしている。現在は14カ所で活動するほか、夏休みなどには放課後児童クラブ(学童保育)などでも活動している。
 伊波さんは「思ってもいなかった。僕よりたくさんボランティアをされている方がいるのに恐縮です」と話した。
 (中川廣江通信員)