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ダンスや獅子舞、児童笑顔 豊見城、座安小でまつり


ダンスや獅子舞、児童笑顔 豊見城、座安小でまつり 客席を沸かせた獅子舞の演技
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 【豊見城】座安小学校PTAを中心とした「座安っ子まつり実行委員会」主催の座安っ子まつりが1月28日、豊見城市立座安小学校体育館での舞台発表をメインに開催された。6年生の運天美音鈴さんと宜保遼眞さんの司会進行で舞台発表もあり、8チーム・個人がダンスや歌、獅子舞など自慢の芸を披露し最優秀賞を競った。
 体育館周辺ではカレーライス、沖縄そばなどの食べ物販売のブースが出店し、にぎわった。体育館内では輪投げやコマ回しなどの遊びや、アダン葉を使った風車作りなどの体験コーナーが設けられ、子どもたちが保護者と一緒に訪れて楽しんでいた。
 舞台発表は出演順になないろチーム(5人組)による手話、吉田姉妹によるうちなーぐち、STUDIO CACHASのメンバーによるキッズダンス、姉妹によるハワイアン・フラ、ギャーゴストパーティー(4人組)のパーティーダンス、伊良波愛彩さんの独唱、ダンススタジオUP BEAT(4人組)のキッズダンス、チーム仲村による獅子舞が技と芸を競った。
 舞台審査の時間を利用して、学校ボランティアで座安小をサポートしている人たちを招待して、1人1人に感謝状を贈呈した。
 審査の結果、STUDIO CACHASチームに最優秀賞の賞状が渡された。CACHASメンバーの當銘梨珠さん(4年)の母親の當銘梓さんは「週3回練習したかいがあった。キレキレのダンスが優勝できてうれしい」と喜びを語った。
 一方、舞台から観客席に乱入して会場を盛り上げた獅子舞を演舞した比嘉琉亜さん(12)らに、父親の比嘉優次さん(38)は「日頃の練習の成果が出ていて、上手だった」と子どもたちの熱演を褒めた。 (喜屋武幸弘通信員)