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島開拓の先人に感謝 南大東で記念碑に黙とう


島開拓の先人に感謝 南大東で記念碑に黙とう 南大東島に第一海洋丸が初上陸した1月23日を記念して、上陸記念碑の前で先人たちに感謝の黙とうをささげる村職員や関係者たち=1月23日、南大東村
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 【南大東】明治33(1900)年1月23日、第一海洋丸は八丈島を出航してから61日間にわたる難航の末、ようやく目的地の大東島にたどり着いた。無人の島、南大東島開拓の歴史的幕開けであった。
 この開拓幕開けを記念して1月23日、村職員や関係者が西港近くの上陸記念碑に集い、開拓事業者の玉置半右衛門翁と開拓に従事した先人に感謝して黙とうをささげた=写真。
 新垣利治村長は「至難にして崇高なる南大東島開拓から124年を迎えた。開拓に従事した先人の偉業をたたえるとともに、その功績に感謝し顕彰する」とあいさつした。
 (池田羊子通信員)