【宜野座】宜野座村内で野鳥観察会(宜野座村立博物館主催)が1月27日に開催された。崇原建二さん(沖縄ネイチャーオフィス)をガイドに迎え、愛好家等の参加者は、遭遇した野鳥について崇原さんの説明を受け、興味深く学習した。
村内の福地川流域、松田区潟原の干潟、漢那ダム湖、漢那ビーチを巡った。人間の姿を見ると逃げてしまう鳥もいるため、慎重に行動した。鳴き声に耳を澄まし、肉眼では見えづらい鳥の姿も高性能の望遠カメラで観察した。
サシバやクロサギ、オオバン、白千鳥など8種類の留鳥、6種類の渡り鳥を観察できた。
崇原さんは「野鳥の生態系を調べることは環境問題を知るきっかけになる。マングースを減らすことができれば、地上に卵を産む鳥の保護につながり、ヤンバルクイナやノグチゲラの宜野座村への南下も期待できる」と話した。 (池辺賢児通信員)
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留鳥や渡り鳥を確認 宜野座で野鳥観察会
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琉球新報朝刊
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