糸満で美らキャロット収穫体験　大好きニンジン取れた

　【糸満】糸満産ニンジン「美らキャロット」の普及と消費拡大に向けて、糸満市農業戦略産地連絡協議会（会長・志茂学市経済部長）は２日、美らキャロットの収穫祭を喜屋武地区のほ場で開催した。喜屋武こども園、真壁こども園の園児ら約５０人がニンジン収穫を楽しんだ。
　糸満市は県内最大のニンジン生産地。２０２１年の出荷量は１４７６トンで県内の６６．２％を占めた。同協議会は、収穫最盛期の２月３日を「にんじんの日」に制定している。
　園児たちは農家に教わりながら、ニンジンを土の中から力を込めて引っ張り収穫した。真壁こども園の本間結心ちゃん（５）は「楽しかった。ニンジンは好き。お母さんが作るカレーに入ってる」と話した。
　同協議会から市内の学校給食に美らキャロット３５６キロが贈呈されたほか、ジミーが、ニンジンを使ったキャロットケーキを園児らに贈った。　（岩切美穂）