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宮古島大学駅伝 国学院V 9チーム、沖縄選抜も出場


宮古島大学駅伝 国学院V 9チーム、沖縄選抜も出場 大会新記録で初優勝を飾った国学院大のメンバー=11日、宮古島市陸上競技場
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 【宮古島】宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2024(主催・同実行委員会)が11日、宮古島市陸上競技場を発着点に開かれた。全国の大学駅伝強豪校や地元沖縄選抜チーム、オープン参加の2チームを含む計9チームが参加し、5区間100.5キロで熱戦を繰り広げた。1区から首位を走り続けた国学院大は全区間で区間賞を獲得する圧巻の走りを見せ、大会新記録となる5時間11分9秒で初優勝を飾った。2位は順天堂大で5時間14分42秒だった。
 同大会は全国の大学駅伝チームの支援と合宿誘致を目指し、2020年から開催されている。新型コロナの影響で中止の年もあり、今回は4回目。
 最高気温20度を観測した炎天下の中、選手は上り下りの激しいコースに苦戦した。1区で首位になった国学院は各区でどんどん差を広げ、2位に3分33秒の差を付けてゴールのテープを切った。アンカーを務めた本山凛太朗さんは「気温が一番きつかったが、(この経験は)強化につながった。箱根駅伝優勝を目指して頑張っていきたい」と言葉に力を込めた。
 大会長の座喜味一幸市長は「年々、参加チームが増えており、多くの人に認知されてきた。今後も多くの学校に参加してもらい、大学駅伝の『新人大会』として位置づけられるような大会になってほしい」と話し、大会の成功を喜んだ。
  (友寄開)