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プロとキャッチボール ロッテ選手、八重山特支訪問


プロとキャッチボール ロッテ選手、八重山特支訪問 ロッテの選手(手前)とキャッチボールする児童・生徒ら=8日、石垣市宮良の県立八重山特別支援学校
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【石垣】石垣市でキャンプを張るプロ野球千葉ロッテマリーンズの選手が8日、八重山特別支援学校(稲田洋一校長)を訪ね、児童・生徒とキャッチボールや質疑応答をして交流した。 ユニホームを身にまとった大谷輝(ひか)龍(る)投手と永島田輝(きら)斗(と)投手が体育館に入場すると、生徒らは拍手で迎えた。
 質疑応答で生徒から「勝負飯とルーティン」についての質問が飛んだ。大谷投手は「白米。朝起きてベッド(シーツ)を直すこと」、長島田投手は「カツ丼。同じ時間に寝起きすること」と答えた。キャッチボールでは児童・生徒の代表がグローブをはめ、やわらかいボールで選手2人とボールを投げ合った。
 人生初のキャッチボール相手がプロ野球選手となった、小学3年の上原優(ゆう)人(と)さん(8)は「投げるのが楽しかった。将来はバスの運転手になりたい」とにこっと笑った。生徒代表でお礼のあいさつをした高校2年の玉元結(ゆい)彩(さ)さん(17)は「がっちりした体とキャッチボールを見て、プロ野球選手ってすごいなと思った」と語った。 (照屋大哲)