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学生ら、技能実習生を案内 今帰仁城跡ツアー 分かりやすい日本語工夫


学生ら、技能実習生を案内 今帰仁城跡ツアー 分かりやすい日本語工夫 ミャンマーからの技能実習生を案内する日本語サポーターら=11日、今帰仁城跡
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 【名護】名護市国際交流協会(NIA)とJICA沖縄は11日、分かりやすい日本語を使った国際交流を学ぶ目的で「優しい日本語で案内する世界遺産今帰仁城跡ツアー」を実施した。ミャンマーから来沖し、特定技能生や技能実習生として名護市に滞在する29人が参加し、日本語サポーターと一緒に城跡などを巡った。
 日本語サポーターとして名桜大学や沖縄工業高等専門学校の学生など計9人が参加。城跡や今帰仁村歴史センターで、相手にも理解しやすい言葉に言い換えるなど工夫しながらツアーを案内した。
 ツアーに参加したキン・チョさん(23)は「面白かった。案内の日本語も分かりやすかった。自分も分かりやすい日本語を使えるように頑張りたい」と話した。
 日本語サポーターとして参加した名桜大の中尾彩杏さん(21)は「人によってレベルは違うから、どこまで合わせるかが難しかった」と話した。(金城大樹)