渡久地交番が新築移転　本部署、園児らと開所祝う

　【本部】本部署（下地実署長）は２０日、本部町渡久地の県道８４号の工事に伴い、新築移転した渡久地交番の開所式を開催した。下地署長や平良武康町長、県警の田場義浩地域部長など関係者約３０人が出席したほか、渡久地保育所の園児らも参加しダンスで式を盛り上げた。
　旧渡久地交番は１９８２年に建設され、約４２年にわたり地域住民の生活を守ってきた。今回、県道８４号の拡張に伴って移転することになり、今年１月１２日に落成した。
　開所式で下地署長は「これまで以上に地域に密着した警察活動を推進するため、署員一同、新たな気持ちで県民の安全安心に向けた活動を展開していく」とあいさつした。平良町長は「本部町は年間５００万人の観光客が訪れる。安心安全のためには交番が必要だ。今回の開所はうれしい」と話した。　（金城大樹）