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かんきつ作物の被害減らそう 本部 カミキリムシ防除で講習会


かんきつ作物の被害減らそう 本部 カミキリムシ防除で講習会 ゴマダラカミキリムシの防除などを学んだ講習会=2月14日、本部町のもとぶ文化交流センター
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 【本部】ゴマダラカミキリムシ防除講習会(主催・本部町役場農林水産課)が2月14日、本部町のもとぶ文化交流センターで開催された。今年度はカミキリムシをはじめとする害虫によるかんきつ作物への被害が多く見られたため、今後の被害を減らそうと講習会を実施した。また、かんきつ生産者の意識調査を実施し、生産者の実情と担い手確保などといった今後の動向を見ていくことも目的。
 講師は、県北部農林水産振興センター農業改良普及課の光部史将さんと、県農林水産部営農支援課農業革新支援専門員の松村まさとさんが務めた。講習会の前に平良武康町長から生産者への激励の言葉があった。
 主な内容は(1)沖縄県のカンキツの現状(2)他県での取り組み(3)これからの取り組み。講話の後、カミキリムシの駆除の仕方や困っていることなどについて真剣な質疑の様子が見られた。
 伊豆味みかん生産組合、JAおきなわシークヮーサー生産部会本部支部、農業生産法人もとぶウェルネスフーズ、生産農家など50人余りが参加し、時間ぎりぎりまで質疑応答が行われた。 (金城美佐子通信員)