【名護】名護市役所久志支所(仲井間憲彦支所長)で2月3日、中庭の松の木に肥料を与える施肥作業が行われた。同支所管内の13区から約25人のボランティアが参加した。
樹齢約70年で樹高6メートル、幹回り1.5メートル、傘状に張った枝の最大径は約12メートルの松は同支所のシンボルだ。近年、枯れ枝や葉が黄ばみ、樹勢の衰えが見えていた。
樹木医の指導の下、周囲に直径15センチ、深さ80センチの穴を等間隔に30個掘り、節をくりぬいた通風用の竹(直径5センチ、長さ80センチ)を立て、牛ふん堆肥を投入する本格的な作業となった。これまでも松くい虫の防除作業は行っていたが、本格的な施肥作業は初めてという。
地域振興係長の玉城健雄さん(47)は「2年がかりのプロジェクトで、来年も同様の作業をする予定だ。ボランティアのおかげで樹勢の回復が期待できる」と話し、地域の協力に感謝した。 (嶺井政康通信員)
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シンボルの松を元気に 名護市久志支所で施肥作業
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琉球新報朝刊
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