【多良間】「日本で最も美しい村」連合連携企画として、北海道赤井川村の雪が多良間村に届けられた。2月20日、多良間小学校の園庭に集まった児童や園児は雪国から届いたうれしいプレゼントに触れ、「初めて雪に触った」「ありがとう」などと歓喜の声を上げ、満面の笑みを浮かべた。
多良間村と赤井川村は「日本で最も美しい村」連合に加盟している。加盟する町村の地域おこし協力隊メンバーが「多良間村の子どもたちに、雪を見て触れてほしい」との思いからクラウドファンディングを実施し、目標額の100万円を達成した。
今回、赤井川村から約2500キロ離れた多良間村に重さ約500キロの柔らかい雪が届いた。子どもたちは雪を食べたり、頭からかぶったり、雪だるまを作るなどして思い思いに楽しんだ。
プロジェクトのリーダーを務めた長野県木曽町地域おこし協力隊の三島卓也さんは「子どもたちのとても良い笑顔を見ることができて非常にうれしい」と喜んだ。多良間村地域おこし協力隊の登彰子さんは「子どもたちが楽しめるようなイベントをどんどんやっていきたい」と満足げだった。宮古島市で多良間牛を使用している「ダグズバーガー」は企業スポンサーとして協力した。 (清村めぐみ通信員)
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多良間に雪 笑顔と歓声 北海道赤井川村から500キロ届く
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琉球新報朝刊
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