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グラウンドゴルフで交流 中城、祖父母・孫ペアら奮闘


グラウンドゴルフで交流 中城、祖父母・孫ペアら奮闘 世代交流のグラウンドゴルフを楽しむ小学生と高齢者たち=2月14日、中城小学校運動場
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【中城】地域のお年寄りと交流しようと、中城小学校2年生70人は2月14日、村老人クラブ連合会(金城久夫会長)の40人を招いて同校運動場でグラウンドゴルフを行った。少ない打数でホールインする高齢者に「うまい!」「すごい!」と、歓声が上がる中「なとーんどー」と、上達していく児童らとの会話やプレーを楽しむひと時を過ごした。
 謝名堂叶人さん、松田花穂さん、東江花音さんのひ孫3人と参加した謝名堂愛子さん(87)は「とってもしあわせ」と、一緒に過ごせる喜びをかみしめていた。花穂さんから「おっきーばーばー、うまかったよ」と首に手作りのメダルをかけてもらい、愛子さんも満面の笑顔で応えた。その他にも数組の祖父母、孫ペアが交流を楽しんだ。
 最後のあいさつで荷川取珠璃さんが「かずひこくん、てるえさんのおかげで最後にホールインワンがでました。楽しい時間をありがとうございます」と、同じグループでプレーした高齢者を友だちのように呼んで感謝を伝えると、大きな笑いと拍手に包まれた。
 新垣剛志校長は児童から高齢者までが一緒になってできるスポーツとして「きっかけづくりになれば」と、地域交流などで生かされることを期待した。
  (儀間由紀美通信員)