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思い出の歌、23曲熱唱 伊江でなつメロの夕べ


思い出の歌、23曲熱唱 伊江でなつメロの夕べ 伊江村福祉チャリティー実行委員会の役員と、素晴らしい歌声を披露したうるま歌謡友の会の出演者=5月25日、伊江村農村環境改善センター
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 【伊江】伊江村福祉チャリティー実行委員会が主催する、第29回伊江村チャリティーなつメロの夕べ「思い出の歌・心の歌 チャリティーなつメロの夕べ」が5月25日、伊江村農村環境改善センターで開催された。うるま歌謡友の会と伊江村社会福祉協議会が共催し、伊江村役場はじめ13団体が後援した。チャリティーなつメロの夕べのファンや出演者の職場の仲間、家族、友人らが会場を訪れ、出演者に大きな拍手を送った。
 うるま歌謡友の会の12人と、伊江村から各団体の代表11組が出場して、懐かしの歌や思い出の歌23曲を歌い上げた。観客はあでやかな衣装と情感あふれる歌声に魅了され、バックダンサーと息の合ったパフォーマンスに手拍子で応えるなど、心躍るひと時を過ごした。
 うるま歌謡友の会の知念恒男会長から名城政英実行委員長へ、名城実行委員長から村社会福祉協議会の友寄祐吉会長へ、チケットの売上金40万3千円の目録が手渡された。
 名城実行委員長は「今回で29回目を迎えた。うるま歌謡友の会の知念会長はじめ、これまでご協力いただいた方々の崇高なボランティア精神と伊江村に対する情熱のたまものだと思う」と感謝した。知念会長は「来る度に島人の温かさ、優しさを感じる。伊江島の皆さんの笑顔と真心に接することが喜びであり感謝したい」とあいさつした。
 友寄会長は「うるま歌謡友の会はじめ、村内各団体の出演者の方々、チケットを購入し出演者を応援してくれた方々の協力に感謝します」と述べた。
 これまでの同公演の売上金は、外出支援の車やカラオケの機器などの購入資金に充てられ、村の福祉向上に貢献している。 (知念光江通信員)