こども食堂でカレー振る舞う　浦添市認可外保育園連盟　初実施、２００人来場

　浦添市認可外保育園連盟（石原理紗会長）の保護者主催によるこども食堂が２日、浦添市の屋富祖公民館であった。同連盟によるこども食堂は今回が初めて。
　市内の認可外保育園８園に通う児童や保護者ら約２００人が来場し、無料で振る舞われた具だくさんの手作りカレーライスやかき氷を囲み、交流を深めた。
　会場では、おもちゃや子ども服、絵本などを扱うフリーマーケットのほか、児童らによるお遊戯の披露もあった。
　石原会長（童心保育園園長）はイベント開催の趣旨について、子どもの居場所の創出と保護者の負担軽減につなげるためだとし、「家族みんなが地域とのつながりを感じながら、楽しいひとときを過ごしてくれたらうれしい」と話した。
　３人の子どもたちと参加した仲間樹実さんは「カレーの一つを取っても多くの方々の厚意と協力でできている。地域で子育てする楽しさや大切さ、ありがたさを改めて実感した」と述べた。　（当銘千絵）