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伊江港で海神祭・パーリ競漕 中学校同期生の部 51期が6年ぶり優勝


伊江港で海神祭・パーリ競漕 中学校同期生の部 51期が6年ぶり優勝 同期生の部の決勝で接戦を制し、優勝を喜ぶ51期生 =9日、伊江村川平の大口の浜
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 【伊江】旧暦5月4日にあたる6月9日、航海安全と豊漁を祈願する伊江漁業協同組合(八前隆一組合長)の海神祭が、伊江港内の大口(ウプグチ)の浜で開催された。
 日曜日と重なり、梅雨の晴れ間が広がる中、会場には多くの村民や観光客が詰めかけた。早朝に具志漁港内にあるタチンジャナシ宮で組合員が安全祈願し、御願パーリをした。午後から大口の浜でパーリ競漕が行われ、中学生12チーム、職域の部32チーム、伊江中同期生の部22チームが出場した。
 400メートルのコースで、参加者はそろいの服を身に着け、力強いかいさばきで真剣勝負した。職域と同期生の部はタイムレースで予選を行い、上位3チームが決勝に進んだ。
 同期生の部は、昨年2位の51期生が予選をトップ通過し、決勝で2位に約4秒差をつけ6年ぶり7回目の優勝を果たした。2位は45期生A、昨年優勝の54期生Aは3位となった。
 昨年から新設された50代以上の部では28期生が2連覇した。最年長出場は22期生(1954年生)だった。職域の部ではたばこ青年部が優勝。昨年優勝の伊江NYC父ちゃんズは2位、3位は公営企業課が入った。
 会場ではちびっ子相撲大会やカラオケ大会など多彩なイベントが繰り広げられた。