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健康は「人とのつながり」で うるま 座談会で玉盛綾子さん(98)


健康は「人とのつながり」で うるま 座談会で玉盛綾子さん(98) 石川市に住んでいた時期の話を生き生きと語る玉盛綾子さん=9日、うるま市の石川部落事務所
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 【うるま】うるま市石川女性海外・国内研修生連絡協議会虹の会(松川潤子会長)は9日、旧石川市で自治会長などを務めた玉盛綾子さん(98)を講師に招き、「年を重ねてより美しく98歳に学ぶ」をテーマに座談会を開催した。会場には玉盛さんとゆかりのある人などが集まり、思い出話や過去の地域の出来事などを話し合った。会場から健康の秘訣(ひけつ)を尋ねられた玉盛さんは「人とのつながりです」と笑顔を見せた。
 玉盛さんは竹富町出身で結婚を機に石川市に引っ越し、現在は北谷町に住んでいる。旧石川市、現在の石川南栄区の自治会長を43年間務めた。また同市の民生委員児童委員なども務め、社会功労や地域福祉の増進などで多くの表彰を受けている。
 石川在住時の知人に久しぶりに再会した玉盛さんが、笑顔で手を取り喜び合う場面もあった。玉盛さんは「石川市に来てから出会った人はどこで会ってもあいさつをしてくれ、人との出会いが大事ということを実感した。今でも新聞ではまず石川の記事を探している」と笑顔を見せた。 (福田修平)