【伊平屋】伊平屋村(名嘉律夫村長)とブルー・オーシャン沖縄(岩見学代表取締役)は8月2日、「防災DXの実証に関する協定」を締結した。村役場で調印式が行われた=写真。
この取り組みは「伊平屋村における防災力を島全体で強化すること」が目的。防災メールを自動音声変換し、一斉に電話をかけるシステムの検証や避難支援が必要な住民に対し、災害時に電話を介して安否確認するなど、さまざまな最新の防災テクノロジーを導入する予定だ。
ブルー・オーシャン沖縄の公共SI事業統括、崎山喜一郎氏は「現在、防災の現場で注目されている『自助』と『共助』を支援する弊社のシステムを活用する実証実験は日本初。伊平屋村を防災DX導入モデルの先駆けとして、全国に発信していきたい」と意気込みを語った。 (譜久村美波通信員)
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島の防災DX化へ協定 伊平屋とブルー・オーシャン社
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琉球新報朝刊