バトントワーリング、浦添工2年の武田さんが世界4位に 沖縄から初の世界大会出場


バトントワーリング、浦添工2年の武田さんが世界4位に 沖縄から初の世界大会出場 IBT世界バトントワーリング選手権大会スリーバトン女子ジュニア部門で4位入賞した武田真愛さん=11日、県庁
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 浦添工業高校2年の武田真愛(まな)さん(16)=宜野湾市=が、8月9~13日に英国であったIBTF世界バトントワーリング選手権大会のスリーバトン女子ジュニア部門で4位に輝いた。県教育庁で11日、結果を報告した武田さんは「自分より上手な選手がいる中で上位入賞できてうれしかった」と語った。

 武田さんは5歳で競技を始めた。浦添市のクラブチーム「Tida baton team okinawa」で練習に励んでいる。3月の選考会で日本代表に選出され、沖縄県からは初の世界大会出場となった。三つのバトンを使用し体力や集中力が求められる競技で、武田さんは持ち前の安定力を発揮して、出場者13人の準決勝を1位で通過し、決勝大会では10人中4位で入賞を果たした。

 武田さんは世界大会を振り返り「雰囲気や応援の仕方が違って、盛り上がりがあった」と語った。半嶺満県教育長は「沖縄の児童生徒に夢や希望を与えた。技を磨いてさらに頑張ってもらいたい」と激励した。

(高橋夏帆)