Jリーグは11日、5月の月間MVPを発表し、J3はFC琉球OKINAWAの富所悠を選んだ。優れたゴールを表彰するベストボールにもJ3から選ばれ、W受賞となった。富所はいずれも初受賞。
月間MVPの選出理由として選考委員から「今季はポジションを一列上げ、攻撃の局面で重要な役割を果たした」「5月のチーム成績を引き上げた立役者」などの評価があった。
ベストゴールは5月18日に沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで行われたテゲバジャーロ宮崎戦で、決勝点となったフリーキック。1―1で迎えた後半40分にゴール右に鮮やかに蹴り込み、勝利を引き寄せた。富所は「とにかく楽しんでプレーするということを今季の個人テーマにしていた。直接FKはイメージ通りだった。1シーズン13得点が自己最多なので、それを超えられるように頑張りたい」とコメントした。
(大城三太)