ゆず香るさっぱりつけ麺 Noodle Dining 麺D（めんディー）那覇市泊

「ゆず醤油つけ麺全部のせ（９５０円税込）」。ストレート細麺とほんのり酸味のあるつけダレが見事に調和

那覇市泊の黄金（くがに）通りから一歩入った場所にある「麺D（めんでぃー）」。名店ひしめく東京で修業を積んだ、うるま市出身の目取真丈徳さんが今年１０月オープンしたラーメン店です。看板メニューは、ゆず香るしょう油ベースのつけダレでいただくつけ麺。魚介豚骨の濃厚系が多い沖縄の中で、さっぱりとした淡麗系が楽しめるとあり、麺党たちに注目を集めています。

鶏のうまみを凝縮した「特製鶏SOBA（９５０円税込）」。口当たり優しく、コクのある味わいです

ゆずしょう油のスープは比内地鶏や羅臼昆布などを使用し、３種類のしょう油を独自配合したタレ、高知県産ゆず果汁を合わせて仕上げているそう。深みのある味わいと、鼻を抜ける爽やかな香り、酸味がたまりません。麺ももちろんこだわりありで、店内で製麺したストレート細麺を使用。小麦の豊かな風味と喉越しの良さが特長で、スープと絶妙にマッチしています。

「細麺はスープとの絡みがすごく良いんです。小麦粉は、外皮に近い部分も含んでいる北海道産の“春よ恋”を１００%使用しています。小麦本来の香り、うまみを楽しんでもらえたら」と目取真さん。低温調理で仕上げた、しっとり食感のチャーシューも評判の味です。

その他、鶏のうまみを凝縮した鶏白湯つけ麺はこってり派に大人気。あったかメニューを食べたい人には鶏白湯ラーメン「鶏SOBA」がおすすめです。