東証大幅反落、終値662円安 今年2番目の下げ幅


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
 東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 25日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。終値は前日比662円93銭安の3万1624円28銭。下落は5営業日ぶりで、下げ幅は今年2番目の大きさだった。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ局面が長期化するとの警戒感が強まり、売り注文が膨らんだ。

 東証株価指数(TOPIX)は20・19ポイント安の2266・40。出来高は約10億2100万株。

 米ジャクソンホールでの会合でFRBのパウエル議長が講演するのを前に、議長が金融引き締めに積極的な姿勢を示すとの観測が広がった。平均株価は朝方から軟調に推移し、取引終了間際には700円超値下がりする場面もあった。