社会

「現状憂うところある」 ヘイトスピーチで那覇市長

 翁長雄志那覇市長は9日、定例記者会見で記者の質問に答え、7日に京都地裁で判決が出たヘイトスピーチについて、「現状は憂うべきところがある」と述べた。ことし1月のオスプレイ配備撤回を求める東京行動でパレードした際、多くの日の丸が振られる中、「琉球人出ていけ。中国のスパイ。オナガ、出て来い」と暴言を浴びせられたことを説明。「日本の国の品位という意味でも慎んでやるべきだ」と強調した。

 翁長氏はヘイトスピーチを受けた時、騒ぎに見向きもせず普通に買い物をしている人たちの姿に驚いたという。「まったく正常な中にこれだけ異常な行動があるのを見て、嫌な予感がした」と話した。
 現在も市役所周辺では、大音量のスピーカーで翁長氏や県内マスコミを批判する街宣車が活動している。
 翁長氏は「僕はかまわないが、地域の人には申し訳ない。ここまで来る原因は何なのか、憂うべきところがある」と述べた。
英文へ→Naha Mayor denounces hate speech in Japan




琉球新報