水陸両用車6台演習 米軍、シュワブ周辺海域で


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キャンプ・シュワブ海域で黒い煙を出しながら訓練する米軍の水陸両用車=14日午前9時21分、名護市辺野古

 【名護】名護市辺野古にある米軍キャンプ・シュワブの周辺海域で14日、水陸両用車を使った米軍の演習が確認された。本年度初の訓練とみられる。

午前9時すぎ、6台の水陸両用車が浜辺に一列に並び、9時半ごろから一定の間隔を空けて順次、沖合に向けて訓練を繰り返した。
 1台およそ10~20分で浜辺に戻って来たが、激しい黒煙をまき散らす場面もあった。午後1時15分ごろには、6台全てが浜辺から基地内に移動した。
 11管のホームページによると、大浦湾およびその付近など本島東岸で14~17日まで在日米軍の一般演習(水陸両用訓練)が実施される。演習区域では船舶の停泊や係留、潜水などの行為が禁止されている。その使用を妨げない限り、漁業に制限はない。