沖縄県は28日、新たに10代から90代の14人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者のうち、5人は70代以上の高齢者だった。新規感染者14人のうち8人は県内確定患者、1人が県外確定患者との接触が判明しており、感染経路不明の「調査中」は5人だった。
県の糸数公保健衛生統括監は、全国的に人の動きが活発化した4連休の影響について「今週末くらいまでには確認できるかと思う」との認識を示した。一方で、第2波で感染が拡大した7月の4連休直後は、新規感染者の数がほぼ毎日2倍になっていたことを指摘。7月と9月の新規感染者の増え方は異なると強調しながら、今後の警戒は必要だとした。
新規感染者の感染経路について家族感染が確認されている。自宅療養中の感染については「今のところ出ていない」とした。
人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は5.35人で全国2番目。米軍関係の新規感染者はゼロだった。