外国人雇用と生活環境の確保へ3者協定 労働局と入管、県国際交流財団


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パートナーシップ協定の締結式に出席した(左から)福岡出入国在留管理局那覇支局の曽我哲也支局長と県国際交流・人材育成財団の與座博好理事長、沖縄労働局の福味恵局長=7月29日、那覇第2地方合同庁舎(提供)

 沖縄県内に在住する外国人労働者の適正な労働環境や雇用管理を推進しようと、沖縄労働局と福岡出入国在留管理局那覇支局、県国際交流・人材育成財団(OIHF)の3者はこのほど、「在住外国人の労働・生活環境向上に向けたパートナーシップ協定」を結んだ。

 3者は今後、外国人を雇用する企業に労働関連法規などの情報を提供するほか、外国人労働者や雇用者が直面する労働トラブルの把握と解決に取り組む。就職を希望する外国人に対して、OIHFが運営する「多文化共生推進アライアンス」の登録団体とのマッチングも支援する。

 締結式は7月29日、那覇市の那覇第2地方合同庁舎で行われ、福岡出入国在留管理局那覇支局の曽我哲也支局長、沖縄労働局の福味恵局長、OIHFの與座博好理事長が出席した。