東南植物楽園がイルミネーションアワード全国3位 電飾増300万個超


この記事を書いた人 Avatar photo 桑原 晶子
イルミネーションアワードで全国3位となった東南植物楽園の宮里高明園長(前列中央)ら=5日、沖縄市の同園

 【沖縄】夜景観光コンベンションビューローなどが主催する「第9回イルミネーションアワード」のイルミネーション部門で、東南植物楽園(沖縄市)の「ひかりの散歩道」が3位となった。沖縄県内から初のトップ10入りした昨年の7位からランクアップした。4日に東京で表彰式があった。

 「イルミネーションアワード」は全国6100人の夜景観賞士の投票で順位を決める。今回の1位は栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク 光と花の庭」(6年連続)、2位が神奈川県藤沢市の「湘南の宝石」(前年同順位)だった。

 東南植物楽園の「ひかりの散歩道」は規模を国内最大級の300万球以上まで増やし、例年秋から春にかけて実施。同園の宮里高明園長は水面に浮かぶ「ひかりの蓮」などの手作り感、ヤシをかたどった電飾など南国らしい独自性が高評価を受けたと説明した。

 宮里園長は「全国ベスト3は県内初だ。コロナで観光が落ち込む中、秋冬のインバウンドコンテンツになっていきたい」と話した。