スポーツキャンプ誘致へ 糸満市が協力会設立


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
糸満市役所(資料写真)

 【糸満】糸満市はこのほど、市スポーツキャンプ等受入協力会(実行委員会会長・當銘真栄市長)を設立した。委員には市内の観光協会や商工会、スポーツ協会関係者らを選出した。官民一体でプロ・アマチュア団体のスポーツキャンプや大会を誘致し、市内の経済活性化などにつなげる。

 12月以降、キャンプイン歓迎式や受け入れ準備、関連グッズの調整・販売、ファンとの交流会などに備える。運営費は市補助金から約207万円を充て、残り約81万円は市内企業や団体
から協賛金や寄付金を募る。

 市は2020年度に観光・スポーツ振興課を設立、それまで複数部署で管理していた観光やスポーツキャンプ関連業務を移管した。

 17~19年度の3年間に国内外のプロ・アマチュア合わせて、年間平均11団体が市内を合宿などで利用。20年度は新型コロナの影響で1団体にとどまったが、21年度は22年2月にプロ球団・千葉ロッテの2次キャンプをはじめ、計8団体の受け入れを予定している。 (比嘉璃子)