藍色の城跡に響く音色 今帰仁で音楽フェス


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
ライトアップされた城壁を背に、坂田明さん(右)らの演奏で盛り上がった「今帰仁城跡 世界遺産ミュージックフェスティバル」=17日、今帰仁城跡外郭芝ステージ

 【今帰仁】今帰仁城跡の世界遺産登録15周年記念「今帰仁城跡 世界遺産ミュージックフェスティバル」(主催・同フェスティバル実行委員会、共催・琉球新報社、Verdure)が17日、今帰仁城跡外郭芝ステージで開催された。詰め掛けた約300人の観客は心地よいそよ風の中、ライトアップされた今帰仁城跡を背景に鳴り響く音楽に酔いしれた。

 サックス奏者の坂田明、バイオリン奏者の勝井祐二、ドラム奏者の千住宗臣の3人が幻想的で多彩な演奏を披露した。鳩間島出身の三線アーティストのかじくあつしは力強い歌声の合間に軽快なトークで笑いを誘い込んだ。
 星淳一さん(45)=東京都=は「風景と音楽が合っていて陶酔する」と話した。