沖銀8期ぶり増収増益 9月中間、好況で与信費用減少


この記事を書いた人 金城 美智子

 沖縄銀行(玉城義昭頭取)は12日午後、2015年9月中間連結決算を発表した。経常収益は前年同期比7・8%増の260億700万円、経常利益は50・4%増の66億2800万円、純利益は36・8%増の42億2100万円。経常利益ベースで8期ぶりに増収増益となった。競合による貸出金利回りの低下で貸出金利息は減少したが、県内の好況を背景とした与信費用の減少や有価証券利息配当金の増加が押し上げた。

 銀行単体では、経常収益は8・8%増の195億1900万円、本業のもうけを示すコア業務純益は14・5%増の53億8100万円、経常利益は59・9%増の61億4600万円、純利益は34・9%増の41億800万円となった。【琉球新報電子版】