【中国時報】中国観光客枠を拡大 台湾、3千人増 仏テロ影響


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 台湾政府移民署は11月21日から来年2月19日まで、中国人観光客の受け入れ枠を緩和し、1日5千人から8千人に拡大する。パリの同時多発テロ事件などもあり、中国でも欧州旅行の人気は低下しており、旧正月期間中の来台客は例年の3割増が見込まれている。

 中国政府は現在、来年1月16日に投票が行われる台湾の総統と立法院のダブル選挙期間中の台湾への出国を制限している。そのため、12月は来台客が大幅減となる一方で、解除後となる2月8日の旧正月前後は旅行客が増えると予想されていた。
 台湾の受け入れ枠が拡大され、台湾入国手続きも約1カ月から2週間に短縮されて費用も軽減。さらにテロによる欧州旅行の人気低下も相まって、既に中国では旧正月の台湾ツアー申し込みが急増している。