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憧れ、島袋投手が指導 伊江で野球教室 「感謝の心」も学ぶ

各チームの投手を中心に投球フォームなどを確認する島袋洋奨選手(中央)=5日、伊江村青少年旅行村野球場

 【伊江】2010年の甲子園で興南高校が春、夏連覇を達成し、当時はエースとして現在は福岡ソフトバンクホークスの投手で活躍する島袋洋奨選手を招いた野球教室(主催・伊江村教育委員会、村体育協会)が5日、同村青少年旅行村野球場で開催された。村内の小中学校の野球チームに所属する部員約60人が参加し汗を流した。

 プロ野球で活躍する現役の選手と触れ合うことの少ない地域で、間近で見て刺激を受け、夢を持ってほしいと、同村出身で教育教材の販売を手掛けるミュージアム(宜野湾市・亀里博文社長)が協力した。
 全員でキャッチボールをして肩を温め、投手、内野、外野に分かれて指導を受けた。島袋選手は主に各チームの投手を一人ずつ観察し、投球フォームや投球後の足の位置などについて丁寧にアドバイスした。ストライクが決まると「ナイスボール」と声を掛け激励した。
 教室の最後には島袋選手が打席に立ち、各チームの投手とバッティング対決に挑んだ。左中間を越える大きな当たりが飛び出すと、盛り上がりを見せた。
 伊江中野球部の玉城和実主将は「チームワークを大事にすることを学び、当たり前のことをしっかりできる選手になりたい」と感想を述べた。
 島袋選手は「島の子どもたちと出会えて今シーズンの活力をもらった。大好きな野球ができるのも、両親や周囲にいる皆さんのおかげ。常に感謝の気持ちを忘れず勉強や家庭のこともしっかりやろう」とエールを送った。
(金城幸人通信員)