地域資源を活用した婚礼商品の開発に取り組む名護市、恩納村、読谷村の3首長が20日、読谷村のチュチュリゾートウェディングラソールガーデン・アリビラで共同会見し、「沖縄リゾートウエディング」を「ふるさと名物」に特定し、自治体として応援していくことを宣言した。
中小企業庁が本年度から始めた「ふるさと名物応援制度」による県内第1号の応援宣言で、複数の市町村が共同で宣言するのは全国でも初めて。
3市村は地場企業やホテル、沖縄リゾートウェディング協会などと連携し、地域特産の農産物や工芸品を使った料理や引き出物の開発、沖縄でしか体験できない婚礼メニュー、参列者が楽しめる観光ツアーの提案など、付加価値の高い商品の提供を目指す。地域を挙げた取り組みに、国も販路開拓や人材育成で支援する。