【中国時報】著作権法を改正 課金制度厳格化


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 台湾政府経済部(省)は著作権法を大幅に改正し、店舗や公園など公共の場所でのCDやDVDの使用に対しても著作権使用料の課金を開始するなど、著作物の利用に対する課金制度を厳格化する。罰則も強化することを明らかにした。

 特に影響が大きいとみられるのは、食堂、美容室などの店舗。公園で体操やダンスの際使用する場合でも、日常的に繰り返し使用する場合は課金の対象となる。違反すれば3年以下の懲役もしくは75万元(約260万円)以下の罰金だ。
 著作権者が不明な場合、保証金を支払うことで著作権者が明らかになるまでの間の利用が可能となる制度も新設。仏教系精進料理店で使用されている読経のCDも対象となり、保証金の支払いで使用可能となる。