4氏、創作へ思い新た 新報文学三賞贈呈式


この記事を書いた人 田盛 良一
琉球新報文学三賞を受けた(前列右から)伊是名白蜂氏、金城芳子氏、(後列右から)上運天洋子氏、仲程悦子氏=29日午後、県青年会館

 琉球新報文学三賞(短編小説賞、歌壇賞、俳壇賞・遠藤石村賞)の2015年度贈呈式と祝賀会が29日、那覇市の県青年会館で開かれた。152人の参加者が見守る中、受賞者に賞状と副賞が授与された。

 受賞者は、第43回琉球新報短編小説賞佳作の仲程悦子さん(67)=うるま市、受賞作「Cランチ」、第37回琉球歌壇賞の金城芳子さん(68)=同市、第37回琉球俳壇賞の上運天洋子さん(71)=那覇市、遠藤石村賞の伊是名白蜂(びゃくほう)(本名・興正)さん(74)=宜野湾市=の4人。
 贈呈式の主催者あいさつで富田詢一琉球新報社社長は受賞をたたえ、選考委員の勝方=稲福恵子さん(短編小説)、屋部公子さん(歌壇)、太田幸子さん(俳壇)がそれぞれ選考経過を述べた。