県、情報伝達の不具合なし 北朝鮮「ミサイル」発射


この記事を書いた人 志良堂 仁
市町村から被害確認有無の報告を受ける県庁職員ら=7日午前9時50分ごろ、那覇市の県庁

 北朝鮮「ミサイル」問題で飛行体の発射を受け、県は7日午前、被害状況の確認に追われた。午前10時現在、被害状況は報告されていない。9時半すぎには、「ミサイル」発射を知らせる全国瞬時警報システム(Jアラート)の警報音が県庁内の防災危機管理課内に鳴った。市町村への情報伝達で不具合などは確認されていない。

 県職員らは市町村から被害なしの報告や、県庁内に待機していた自衛隊員からミサイルの航跡の連絡などを受けていた。県は午後0時半から対策本部会議を開く。【琉球新報電子版】