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安岡、小禄下しV 県中学サッカー・最終日

決勝 小禄―安岡 CKを頭で合わせ2点目を決める安岡の森口航多郎(左から2人目)=7日、本部町運動公園グラウンド(諸見里真利撮影)

 サッカーの第49回県中学校(U―14)大会(主催・県サッカー協会、琉球新報社)最終日は7日、本部町運動公園グラウンドで準決勝と決勝を行い、決勝は安岡が小禄を2―1で破り2年ぶりの頂点に立った。安岡と小禄は3月26~28日に大分県である九州中学校(U―14)大会の出場権を獲得した。ベスト4の名護と美東は3月26、27日に福岡県である中学生親善北九州大会に推薦される。

▽準決勝
小禄 3(2―0,1―1)1 美東
安岡 4(2―1,2―0)1 名護

▽決勝
安岡 2(1―0,1―1)1 小禄
▽得点者【安】高安(前10分)森口(後12分)【小】具志(後6分)

◆チーム一丸、覇気衰えず
 粘り強い守備と効果的なセットプレー。チーム一丸で勝利に向かった安岡の選手たちは試合終了の笛に喜びを爆発させた。決勝点となる2点目を決めた主将の森口航多郎は「最高にうれしい」と表情を緩めた。
 昨年の1年生大会からこれまで決勝での対戦成績は、小禄の2勝1敗。直近の地区新人大会では、主力を欠いていたとはいえ0―5で大敗した。安岡の選手たちは雪辱に燃え、対策を持って臨んだ。個人能力の高い小禄に対し、引いて人数をかける守備で選択肢を狭めた。そしてボールを奪うとすぐに前線へ供給した。
 前半10分、新垣有悟の長いFKに「裏を狙えばワントラップしてシュートできると思った」と逆サイドを突いた高安孝幸がイメージ通りの先制ゴール。後半早々に同点とされたが「気持ちの強い方が勝つ」(新垣)と覇気は衰えなかった。
 その気持ちを結果で示したのが2点目だ。俊足の新垣が相手と競り合いながら粘って駆け上がりCKを奪うと、キッカーの高安のボールに森口が頭でどんぴしゃり。タイミングをずらして飛び込む練習通りのプレーで今大会初得点の森口は「主将として自分が決めて優勝したかった」と胸を張った。終盤は攻め込まれてピンチの連続にも、体を張った守備でしのいだ。九州大会に向け「悔いのないよう、いい結果を残したい」と森口。強豪相手にさらなる経験と自信をつかみにいく。(大城周子)



琉球新報